医師(いし)

愛西市国民健康保険(けんこうほけん) 八開診療所(はちかいしんりょうじょ)

病院と診療所のちがいは?

みんな、「診療所」と聞くと、どんなところを想像(そうぞう)しますか? きっと、いなかにあって、先生が1人で、設備(せつび)も少なくて…と、ドラマの中に出てくるような診療所が頭に()かんだのではないでしょうか。でもじつは、診療所はみんなの家の近くにたくさんあります。「○○診療所」という名前ではなくても、「○○医院(いいん)」「○○内科(ないか)」「○○クリニック」といった名前のところは、正しくは病院ではなく診療所なのです。
では診療所と病院は何がちがうのでしょう。
診療所は体の具合が悪くなって(おとず)れた人を()る「外来(がいらい)」が中心で、ベッドの数は0から19(しょう)までと決められています。それに対し、病院はベッド数が20床以上あり、入院を中心としています。病院ではさまざまな分野(ぶんや)の専門医師がいて、高度(こうど)医療機器(いりょうきき)を使いながら患者(かんじゃ)さんの検査(けんさ)治療(ちりょう)に取り組んでいます。
私たちは普通(ふつう)、「体の調子(ちょうし)がおかしいな」と思ったときや軽いけがをしたときには、まず近くの診療所へ行きます。そして、もしも診療所では治せない重い症状(しょうじょう)だったり、専門医師に診てもらったほうがいいと判断(はんだん)された場合には、写真:診療所の様子 適切(てきせつ)な病院と症状に(おう)じた()紹介(しょうかい)されます。そのとき、患者さんの情報(じょうほう)は診療所の医師から病院の医師へとしっかりと伝えられ、スムーズに治療や検査にとりかかれるようにします。 病院の医師と診療所の医師はこのように役割(やくわり)を分け、良い診療ができるように協力し合っているのです。
※【(しょう)】:ベッド数を数えるときに使う単位



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お医者さんの仕事を詳しく教えて。

愛西市国民健康保険八開診療所は内科(ないか)外科(げか)小児科(しょうにか)など、はば広い内容で診療しています。所長である伊藤先生がこの診療所で働きはじめたのは、平成10年から。その前は名古屋市にある大きな病院で、外科医師として(つと)めていました。(むずか)しい手術(しゅじゅつ)を手がけながら、たくさんの人々の病気を治していた伊藤先生。でも、地域(ちいき)の人たちの病気やケガを治す「地域医療(ちいきいりょう)」に興味(きょうみ)を持っていて、医師が必要な診療所をずっと探していたそうです。そして八開診療所写真:医師の仕事の様子を紹介され、(うつ)ってきました。
伊藤先生は診療所にやって来る患者さんを毎日診ています。「高血圧(こうけつあつ)糖尿病(とうにょうびょう)などの生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)の患者さんが一番多いですね。ですからここでは予防(よぼう)検診(けんしん)に力を入れています」と伊藤先生。お年寄(としよ)りの多い地域なので、自分で診療所に来られない人もいるのですが、その場合は先生のほうから家に行く「訪問診療(ほうもんしんりょう)」や「往診(おうしん)」を行います。そのなかには、なんと101(さい)のおばあちゃんもいるそう! 伊藤先生は「お年寄りの人たちとお話をしていると、いろいろ勉強になりますよ」とほほえみます。
また、最近は子どもでも肥満(ひまん)などの生活習慣病が増えているので、小学校の健康診断に行ったときには「朝ごはんをしっかり食べて運動をたくさんしようね」などのアドバイスをするそうです。伊藤先生は、子どもからお年寄りまで、地域の人たちとふれ合いながら診療所での仕事をしているのです。



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どうすれば医師になれるの?

写真:伊藤博文(いとうひろふみ)所長病院や診療所で医師として仕事をするには、医師免許(めんきょ)が必要です。医師免許を取るにはまずは大学の医学部に入学しなければなりません。そこで人間の体のことや医療の知識(ちしき)技術(ぎじゅつ)を6年間しっかりと勉強します。卒業試験(そつぎょうしけん)に合格し、卒業することができたら「医師国家試験」を受け、これに受かれば医師免許が取れるのです。でも医師として働くにはまだこのあと2年間、「研修医(けんしゅうい)」として勉強しなければなりません。研修医は病院で患者さんと(せっ)しながら、先輩(せんぱい)の医師からさまざまな仕事を学ぶ医師の見習いのようなものです。とても大変ですが、人の命をあずかる仕事ですから、ここでがんばらなくてはいけません。研修が終われば内科、外科、小児科など自分の進みたい専門の科を決め、いよいよ医師としての仕事がスタートします。
最先端(さいせんたん)の医療の現場(げんば)で、数多くの患者さんを治療し、自分の専門分野でバリバリ活躍(かつやく)していくのか、それともこの伊藤先生のように診療所で地域の人々とふれ合いながら医療に関わっていくのか、それはそれぞれの医師の考え方により分かれていくでしょう。「ただ、人が好きであること、そして人について知りたいという気持ちを持っていることは、どんな医師にも必要です」と伊藤先生は教えてくれました。



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医師の仕事についてもっと知りたい人は

愛西市国民健康保険八開診療所
愛西市江西町宮西43番地
電話 0567-37-0351