更新日:2023年5月24日
「道の駅周辺整備事業」では、令和2年6月に策定した「道の駅周辺整備基本計画」に基づき、
令和2年度から基本設計、令和3年度からは実施設計と順次事業を進めています。
令和4年度末までに実施設計が概ね完了し、整備方針が定まりましたので、完成イメージパース
を作成しました。
今後も、令和8年度のグランドオープンに向け、市民の皆さまのご理解、ご協力をいただきな
がら、着実に整備を進めていきます。
1 基本方針
全国的に少子高齢化による人口減少が進む中、愛西市の活性化を図っていくためには、この
地域の特性を活かした魅力の発信が必要不可欠です。
本事業は、愛西市の魅力を発信する重要な拠点として、既存施設の「道の駅」及び新たな
「都市公園」の整備により「観光情報発信拠点」とすることで、愛西市の知名度・魅力の向上
による愛西市への来訪者の増加、関係人口の創出・拡大により地域価値の向上を図り、市民の
皆さまの郷土愛を育み、「このまちを訪れたい」「このまちに住み続けたい」と感じていただ
けるまちづくりを目指すものです。
2 整備概要
愛西市への来訪者の増加、愛西市の知名度・魅力の向上のため、既存施設である県内最大級
の集客力がある道の駅「立田ふれあいの里」と、その隣接地に既存資源である「森川花はす田」
を活かした都市公園を整備することで、相互利用を促し、賑わいのある集客力の高い観光拠点
の整備を目指します。
平成16年12月に開設した道の駅「立田ふれあいの里」は、オープンから相当年数が経過し
たことによる施設の老朽化や、駐車場の狭小などにより、利用者に快適なサービスを提供でき
ない状況となっているため、時代のニーズに即したリニューアルを行います。
また、都市公園には、「花はす田」や「観光拠点施設」など愛西市の魅力を感じる施設を
整備するほか、誰もが一緒になって遊ぶことができる「インクルーシブ遊具」などを整備する
計画としています。
3 施設の機能・概要
「道の駅」は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報
発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに活力ある地域づくりを共に行うための「地域連携
機能」の3つの機能を併せ持つ休憩施設です。
道の駅周辺整備事業では「道の駅」の基本的な3つの機能に加え、「観光拠点機能」として
新たに都市公園を一体的に整備することで高い集客力の確保を図ります。
〇休憩機能
駐車場、トイレなど
〇情報発信機能
観光案内所、道路情報コーナーなど
〇地域連携機能
農産物直売所、観光拠点施設など
〇観光拠点機能
花はす田、フードコート、収穫体験施設、遊具広場、多目的広場など
4 事業費
令和3年度から令和4年度にかけて実施した「実施設計」の結果を基に、現時点で想定される
今後の物価上昇の動向等を考慮して積算した総事業費は、約49億2千万円となります。総事業費
約49億2千万円の財源は、国県補助金約5億3千万円、地方債(合併特例債)約39億9千万円、
一般財源約4億円を見込んでいます。
なお、合併特例債では令和7年度までの借入額に対する元利償還金の70%が交付税によって
措置されます。
5 整備スケジュール
令和8年度のグランドオープンに向け、着実に整備を進めていきます。
完成イメージパース・整備スケジュール