令和5年新春市長あいさつ

　あけましておめでとうございます。

　市民の皆様におかれましては、 令和5年の初春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

　旧年中は、市政に対し格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

　昨年は、依然として新型コロナウイルス感染症に警戒が必要な状況ではありましたが、3年ぶりに 「あいさいさん祭り」 が盛大に開催されるなど、少しずつイベントや行事が開催できるようになり、ウイズコロナ、アフターコロナ社会に向けて明るい兆しが見えた一年だったのではないでしょうか。

　一方で、ウクライナ情勢の深刻化や急激な円安の影響によりエネルギーや食材価格が上昇し、市民の皆様の生活に大きな影響を及ぼした一年でもありました。本市では、こうした状況に対応していくため、上水道基本料金免除事業や保育所等副食費補助事業、小中学校給食費無償化事業など、様々な独自事業を実施してきましたが、引き続き、市民の皆様の暮らしを支えてまいります。

　また、昨年4月からは 「ひと・自然　愛があふれるまち」 を本市の将来像とした第2次愛西市総合計画後期基本計画がスタートし、各施策に持続可能な開発目標 （SDGs） の視点を取り入れて計画を推進してまいりました。そのような中、多くの企業や団体様にご協力いただき、SDGs の推進に係る包括連携協定を締結し、企業や団体様のノウハウやネットワークを活かし、市民の皆様がいつまでも健康で、安心・安全に暮らせるまちづくりのために相互に協力・連携することができるようになりました。今後も様々な主体と連携し、 「協働のまちづくり」 を進めてまいります。

　本年も、SDGs の基本理念である 「誰一人取り残さない社会の実現」 に向けて全力で取り組んでまいりますので、皆様のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

　新しい年が、皆様にとって健康で幸せな年となりますよう心よりお祈り申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

　本年もよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛西市長　日永貴章