令和6年新春市長あいさつ

　あけましておめでとうございます。

　市民の皆様におかれましては、新しい年を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

　旧年中は、市政に対し格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

　昨年は、日常生活に多大な影響を及ぼしていた新型コロナウイルス感染症の感染症法の位置づけが5類に変更され、蓮見の会やあいさいさん祭りなどの行事やイベントが通常どおり開催できるようになるなど、まちに賑わいが取り戻された一年だったのではないでしょうか。

　一方で、国際的な原材料価格の上昇や円安があいまった輸入物価の上昇に伴う物価高の継続は、今もなお市民の皆様の生活を圧迫し、回復に伴う生活実感の改善を妨げています。

　未だ先行きが見通せない状況ではありますが、本市といたしましては、アフターコロナの時代を見据えた、誰もが安心して暮らすことのできるまちづくりに取り組むべく、期限付きではありますが、水道基本料金の免除や給食費の無償化等の事業を展開し、市民の皆様や事業者への支援を継続してまいります。

　本年は、市政19年を迎えます。20周年の節目を控える中、まちの魅力と賑わいをさらに高めていくため、市のスポーツ拠点として立田総合運動場を再整備し、2月には「愛知県フットボールセンター愛西」と名称を新たにオープンします。さらに、市の魅力発信・農業振興の一翼を担う道の駅と都市公園の整備について、令和8年度のグランドオープン、令和7年度の農産物直売所など一部施設のオープンに向けて着実に取り組んでまいります。

　新たな施設のオープンに加え、市民の皆様との協働・共創により、市全体でまちの魅力と賑わいをさらに高めていくとともに、本市の将来像であります「ひと・自然 愛があふれるまち」の実現に向け、次の新たな一歩に向けた取組につなげてまいります。

　新しい年が、皆様にとって、輝かしい年となりますよう心から祈念申し上げ、年頭のあいさつとさせていただきます。

　本年もよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛西市長　日永貴章