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平成29年新春市長あいさつ

更新日:2017年1月1日

あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、平成29年の新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、市政に対し格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

昨年の愛西市を振り返ってみますと、市民の皆様方のご理解・ご協力をいただき、統合庁舎の全面運用開始をすることができました。
庁舎の全面運用開始につきましては、機能の集約化を行うとともに、地域課題に対し、効率的かつ的確に、また横断的な職員対応が出来るよう、職員能力の向上を図りながら、市の一体感をさらに進めてまいりたいと考えております。

また、年末には尾張津島天王祭が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。尾張津島天王祭の「ユネスコ無形文化遺産」登録は、朝祭りの主役でもある、市の「市江車」を守り続けてこられた保存会の皆様をはじめ、地域の方々のご尽力の賜と感謝申し上げ、今後は、より多くの方々に愛され、次世代にこの伝統を引き継いでいけるよう、啓発、連携を進めていきたいと思っております。

さて視野を広げてみますと、今後、大きな情勢の変化を感じさせるニュースが多く、先行きに不安感と期待感が入り混じっております。
我が国においても、少子高齢化・人口減少社会が進展し、核家族化など、地域社会の在り方も変化しつつあります。

平成17年4月に誕生して本年ではや12年を迎える我が愛西市も、少子高齢化・人口減少の進行により、支える側の生産者人口は減少し、支えられる側が年々増加している状況であります。

愛西市では、様々な事業・サービスを実施しておりますが、他の自治体より自主財源が少なく、歳入の根幹を地方交付税、合併特例債などに頼っている状況下、それらの実施のために必要な財源確保が今後、厳しくなってまいります。

この状況を打開するために、市の現状把握や将来見通しなどを行い、「市民協働」の言葉の通り、行政のみならず市民の方々と共に計画性を持った「まちづくり」を進めなければならないと考えております。

今後の行政運営といたしましては、目まぐるしく変化する社会情勢に柔軟に対応できる先見性と、豊かな発想力、そして、スピード感のある市政運営を行い、持続可能な愛西市づくりに努めてまいりたいと考えております。

これらの実現の為には、当然、市民の皆様方のご理解・ご協力は欠かすことができません。

本年も、皆様方と共に「よりよい愛西市」の実現のため、精一杯努力してまいりますので、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

本年も、よろしくお願いいたします。

 

愛西市長 日永貴章