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中学生体験学習事業について

更新日:2023年4月6日

中学生体験学習事業

趣旨

 児童生徒一人一台タブレット端末のGIGAスクール構想に伴い、学校における教育環境は、スクリーンを通じて瞬時に情報入手が可能となり、端末を介して感覚的に学びとる「間接体験」や、シミュレーションや模型等を通じて模擬的に学ぶ「疑似体験」の機会が圧倒的に多くなり、子どもたちの成長にとって悪影響を及ぼしていることが懸念され、子どもたちの多様な体験活動の充実を図る必要性が指摘されています。

 愛西市では、「ひと」や「もの」、「実社会」など対象となる実物に関わっていく「直接体験」が重要と考え、中学生体験学習を実施します。本事業を通じて、豊かな人間性と、主体的に学び考え、生きる力を育み、郷土を愛し、日本の将来を担っていく生徒の育成を目指していきたいと考えます。

目的

 市内の中学3年生が東日本大震災被災地を視察する中で、被災者と出会い、当時や現在の状況を直接見聞することにより、子どもたちが興味関心を高めるとともに学習意欲を喚起すること期待しています。

 併せて、南海トラフ巨大地震等の有事の際、地域が一つのまとまりとなって災害に対応することができるよう、「共助」の重要な担い手として、子どもたちが地域との「絆」を深める一助となれば幸いです。

日程

令和5年度
 令和5年5月30日(火)~6月2日(金)佐織中学校、佐織西中学校 
 令和5年6月13日(火)~6月16日(金)永和中学校、立田中学校、八開中学校 
 令和5年6月20日(火)~6月23日(金)佐屋中学校 

主な内容

視察地
 1日目 中尊寺金色堂、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
 2日目 石巻南浜津波復興祈念公園(語り部)、日本三景 松島(語り部クルーズ、散策)
 3日目 首都圏(各学校で異なる) 
 4日目 首都圏(各学校で異なる) 

【中尊寺金色堂】

「夏草や 兵どもが 夢の跡」や「五月雨の 降り残してや 光堂」といった句に当時の情景を思い浮かべながら、現存する金色堂を見学します。

【気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館】

被災した高校をそのまま残し、震災の記憶と教訓を伝る施設です。校舎4階の足元まで津波が押し寄せた跡が残り、3階には津波によって運ばれてきた自家用車が今も残っています。

【石巻南浜震災復興祈念公園(アイリンブルー®プロジェクト花壇)】

語り部さんからお話を聞きながら、2011年3月11日当日に被災した地域や避難した道などを一緒に歩きます。命の大切さ、災害時に命を守る行動は何かを考えさせられるプログラムです。

【松島復興クルーズ】

日本三景の一つであり、松尾芭蕉の「奥の細道」に記された地でもある松島の景色を堪能するとともに、被災した当時の津波の状況や被害の様子など実体験を聞くことで人との関わりの大切さを学びます。

お問い合わせ

愛西市役所 教育委員会 学校教育課
電話: 0567-55-7136
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