令和4年度
- 更新日:2022年9月9日

令和4年度の実施内容
令和4年度は、文理特進コース・文理選抜コース2年生98名の生徒さんに、「地域猫活動」、「救命講習の普及啓発」、「新たなスポーツイベントの提案」の3つの地域課題テーマに分かれ、活動に取り組んでいただきました。
10回の校内活動と3回のワーキングを通して、各課題における様々な解決案を考えていただきました。

地域猫活動(環境課)
本市では、猫の放し飼いや餌やりによる飼い主の不明な猫の住宅地への住みつき、繁殖などによって、生活環境の悪化が問題化し、猫に関するトラブルの相談も増えています。
そうした問題の解決を図るにあたり、飼い主のいない猫を増やさないための地域猫活動にはどのようなものがあり、何が必要なのか考えていただきました。
第1回ワーキング(4月19日)
まずは猫問題について知っていただき、問題解決方法の一つである「地域猫活動」をベースに、飼い主のいない猫を増やさないための活動にはどのようなものがあるのか、何が必要なのかについて考察していただくことを依頼しました。
第2回ワーキング(5月31日)
飼い主のいない猫を増やさないためにできること、必要なものなどについて考察していただき、各グループごとに発表していただきました。その後、市の担当者による講評を行いました。
第3回ワーキング(9月6日)
地域が一体となってできる地域猫活動について、活動の内容を動画にしたり、スタンプラリーなどの参加型イベントを開催するなど各グループから様々なアイデアをいただきました。

救命講習の普及啓発(消防署警備第1課)
救命講習の普及啓発には、情報発信力の高い若い世代の力をお借りし、これまでにない多くの人の目に引くようなPRが必要なのではないかと考えました。
応急手当の重要性を知っていただき、一人でも多くの命を救うことにつなげていくために、救命講習への参加を促すためのPR動画及びポスターの案を作成し、発表していただきました。
第1回ワーキング(4月19日)
救命講習の現状や重要性などを説明し、PR動画の制作についてイメージしていただくために、愛西市公式YouTubeチャンネルにて公開されている救命講習PR動画を視聴していただきました。
第2回ワーキング(5月31日)
救命講習を受講したくなるようなPR動画にするために必要なことやストーリーなど、各グループで考えていただいたことを発表していただきました。また、救命講習への参加を促すための方法として、PR動画だけでなくポスターの制作やSNSを活用することなど、新たな提案をいただきました。
消防署での活動の様子(8月24日)
生徒の皆さんがPR動画制作のため消防署を訪問し、職員の協力のもと動画撮影を行いました。あらかじめ考えたシナリオを基に、どのようにすれば見やすくてわかりやすい動画となるのか試行錯誤をしながら活動に取り組みました。
第3回ワーキング(9月6日)
どのような内容にすれば分かりやすく多くの人に伝わるのか、救命講習への参加を促すことができるのか考え、工夫して制作した2本のPR動画を上映しました。また、ポスターの案についても、幅広い世代の目に留まるにはどのような構成にすればよいのか考え、発表していただきました。

新たなスポーツイベントの提案(スポーツ課)
少子高齢化や人口減少が進む中で、子どもの運動能力の低下や大人の生活習慣病の増加などが問題となっています。
市民の体力向上や健康増進を図り、スポーツ活動を活性化させていくために、日常的にスポーツをしていない方や幅広い世代の方が参加しやすいスポーツイベントの案を提案していただきました。
第1回ワーキング(4月19日)
本市におけるスポーツイベントに関する課題と現状について説明し、本市で実施している「ニュースポーツフェスティバル」、「いきいきジョギング」、「愛西さわやかウォーキング」の3つのイベントを紹介しました。
他市町村の事例を踏まえ、幅広い世代が参加し交流できる新たなスポーツイベントの提案を呼びかけました。
第2回ワーキング(5月31日)
「種目」、「集客方法」、「広報」の3つの分野について、各グループに分かれて考察したことをプレゼンテーションしていただきました。その後、市の担当者による講評を行いました。
第3回ワーキング(9月6日)
第2回ワーキングを踏まえ、さらに内容を掘り下げて検討し、企画したスポーツイベントの案についてプレゼンテーションをしていただきました。本市の地域資源を活かした試食コーナーの設置やSNSでの周知など具体的な対策を盛り込んだ提案となりました。
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愛西市役所 企画政策部 経営企画課
電話:0567-55-7133 ファックス:0567-26-5516
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