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あしあと

    見に行ける!指定文化財(定納元服・オビシャ)

    • 更新日:2019年7月18日

    市指定文化財 第12号「定納元服・オビシャ」

     二子町の定納地区に所在する白山神社では、2月の第2日曜日に「定納元服・オビシャ」という行事が行われます(数年前までは2月11日に実施)。
    約300年前ごろに始まったとされる神事で、元服を祝うと同時に大人の仲間入りをするための通過儀礼として行われます。
     14時半ごろに元服を迎えた満15歳の若者が境内に設けられた高さ5mの櫓の上に登り、集まった人々にお披露目を行います。そして、15時頃から櫓の上よりたくさんの餅を投げます。

     かつて、若者が元服し、一人前の大人として社会に受け入れられました。
    定納では、元服の際に共同体の一員として苦難を克服できる大人になったのか村人が見定める儀礼として櫓に上がる度胸試しを行い、儀礼を通過した若者を大人として迎え入れ、祝福したことを伝えていると考えられる行事です。

     なお、「定納元服・オビシャ」は別名「ゴミかけまつり」とも呼ばれています。
    投げられた餅を夢中になって拾っていると大変なことが起きます。ぜひ、現地で体験またはご覧になって確かめて下さい。

    餅投げの様子

    お問い合わせ

    愛西市役所 教育委員会 生涯学習スポーツ課(生涯学習グループ)

    電話:0567-55-7137 

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