行政書類上における性別記載欄の見直しについて
- 更新日:2024年2月8日
性別記載欄の見直しを行っています。
愛西市では、「男女がお互いを尊重しあい、個性が生きるまち・愛西市」を将来像とし、男女共同参画の推進に取り組んでいます。性的マイノリティの方々の中には、性別記載欄が男女の2択であった場合、性自認(こころの性)と異なる性を選択することへの抵抗感や、戸籍上の性と外見上の性が異なるため、手続きの際に再確認されるなど、精神的な苦痛を感じられる方がおられます。
そこで、性別に関わりなく自分らしい生き方ができる社会の実現に向けた取り組みの一環として、行政書類上において不要な性別記載欄は廃止していく必要があります。
見直しにおける方針
・原則、法的に義務付けられている手続きや、事務の性質上必要であるものを除き、性別欄は設けないものとします。
・法令や統計上の理由などで、性別記載欄が必要な場合は、女性・男性だけではない選択肢を設けることや記載を必須としないことなど記載するにあたって工夫を検討します。
結果
令和6年1月に庁内で調査した結果、性別記載欄のある各種様式(申請書、届出書、通知書、許可書、アンケート等)は225件でした。
内訳は以下の表のとおりです。
今後、市では新たな申請書等などの公文書やイベントの来場アンケートなどを作成する場合も、性的マイノリティのかたちに配慮していきます。
性別記載欄を設けている手続き(R6.1時点) | 件数 |
---|---|
性別記載欄があり、廃止可能なもの | 41件 |
男女のみでない回答を新しい設けるなどの記載欄の工夫・変更が可能なもの | 11件 |
性別記載欄の廃止が不可なもの | 173件 |
お問い合わせ
愛西市役所 市民協働部 市民協働課
電話:0567-55-7113
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