健康寿命をのばそう~健康で自立した生活をおくれる期間を長く~
- 更新日:2025年11月6日
健康寿命をのばそう ~フレイルを予防して健康で自立した生活を送りましょう~
人生100年時代を見据え、健康増進とともに高齢者が健やかに過ごすことができる社会としていくため、一人一人に合わせたきめ細かな保健事業と介護予防の一体的な実施の重要性が高まっています。
令和2年度から始まったこの事業は、高齢者ができるだけ長く自立した生活を送ることができるよう、医療保険者である後期高齢者医療広域連合が市町村と連携して保健事業を実施しています。
特に後期高齢者(75歳以上)は前期高齢者(65歳~74歳)に比べると、加齢に伴う老年症候群(フレイルが大きな要因)が顕著になってきます。
1 フレイルとは?
加齢により心身の活力が衰えた状態をフレイル(虚弱)と言い、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。しかし、早く対策を行えば要介護状態に進まずにすむ可能性があります。特に社会とのつながりを失うことがフレイルの最初の入口となると言われ、ドミノ倒しのようにフレイルが進行、重症化していかないことが大切になります。。


①社会参加
●外出先であいさつをしましょう
●用事を作ったりして外出する機会を増やしましょう
●楽しみながら続けられる活動の場を見つけましょう(サロン、趣味など)
②運動
●外に出てウォーキングをしましょう
●隙間時間に筋トレやストレッチをしましょう
●地域の運動やサロンに参加しましょう
●スポーツを楽しんだり運動施設を利用しましょう
【運動のポイント】
運動は身体活動の中に含まれており、じっと座っている時間を減らすことから意識しましょう。
毎日、今より10分程度体を動かすよう意識しましょう。
運動で筋肉をつけていくことも必要ですが、続けていくことがポイントです。運動が苦手な方も
社会参加や家事に取り組むことで活動量を自然に増やしましょう。
1日の歩数の目安は
65歳~74歳は7000歩以上(75歳以上は5000歩以上)+10分程度の体操(ストレッチ)
足腰を意識して、ご自身の体調に合わせて、また主治医がみえる方は相談しながら取り組み
ましょう。
③栄養
●偏らず色々な食品を食べましょう
●1日3食食べましょう
●毎食主食(ごはん、パン、うどん)と主菜(肉、魚、卵、大豆製品)、副菜、牛乳、乳製品、果物を
組み合わせましょう
●積極的に野菜を摂りましょう
●家族や友人と楽しく食事をしたり、食事会に参加しましょう
●定期的に体重を測定しましょう
【食事のポイント】
低栄養は骨や筋肉などを十分に作られずに心身の活力の低下につながります。高齢期(65歳以上)
に入ったら特に意識して食事に気を付けましょう。
特に、肉や魚、大豆製品、乳製品などのタンパク質を意識して毎食1品は食べましょう。
「さあにぎやかにいただく」を合言葉にフレイル予防のために多くの品目、特に筋肉のもとになる
タンパク質を積極的に摂りましょう。
④口腔(オーラルフレイル) 滑舌が悪くなったり、誤嚥性肺炎をまねくことがあります
●毎日の歯磨きと定期的に歯科検診を受けましょう
●口の周りの筋肉の衰えを予防するために歌う、会話する、声を出す、舌の体操などに
取り組みましょう

フレイル予防のために「さあにぎやかにいただく」でチェックしてみましょう
3 まずは自分でフレイルの状態をチェックしてみましょう。
フレイルの進行は、日常生活の過ごし方によっても個人差が大きく、また慢性疾患の罹患や
重症度によっても大きく影響を受けます。
質問票の赤字の項目の回答が4項目以上だとフレイルのおそれがあるといわれています。
最近のご自分の生活や体の状況を振り返りながら、フレイル予防の大切さに早く気づいたら、
ご自分の心身の状況に合わせて、できることから始めましょう。
愛西市ではフレイル予防のための事業(老人クラブ、各サロンへの健康教育、家庭訪問など)を
市民の方たちのご協力のもとに実施しています。
何かご相談等がありましたら、保険年金課保健師までご連絡ください。
フレイル予防のチェックリスト~あなたの状態を確認してみましょう
お問い合わせ
愛西市役所 保険福祉部 保険年金課電話: 0567-55-7119 FAX:0567-26-5515
E-mail:nenkin@city.aisai.lg.jp
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