認知症またはその疑いがあり行方不明となる恐れのある高齢者などを対象に「高齢者見守りステッカー」を交付します。見守りが必要な方の衣服や持ち物などに貼られたステッカーのQRコードを読み取ると、インターネット上に伝言板が表示されます。QRコードの読み取り時や伝言板への書き込みがあった際には家族等の登録者へ瞬時にメールが送信されます。伝言板でのやりとりによって、個人情報を開示することなく“発見→保護→家族への引渡し”まで安心、安全、迅速に行うことができます。

認知症またはその疑いがあり行方不明となるおそれのある、以下のいずれかに該当する方

（1）要介護認定者、要支援認定者

（2）基本チェックリストによる事業対象者（介護予防・日常生活総合事業の対象者）

（3）64歳以下で認知症と診断された方（若年性認知症）

対象者1人あたり下記をセットにして無料で配布します。

・耐洗コードラベル　40枚（衣服や持ち物などにアイロンで貼付）

・蓄光ステッカー　10枚（夜間や暗い場所で発光します。※杖やナイロン素材の物に貼付）

※ステッカーの追加は自費負担となります。

見守りステッカーを付けた方が道に迷ったり、困っているときは、自宅へ帰れなくなっている可能性があります。

（1）QRコードを読み取ってください。読み取ると介護者（家族等）に発見の情報が伝達されます。

（2）表示画面の指示に従って位置情報などの情報を入力してください。

（3）介護者（家族等）と伝言板を通じ、情報交換を行ってください。

（4）できる限り家族が来るまで付き添っていただくか、近くの交番まで連れて行ってください。